風雲児 (2)
2週間ぶりに新宿に訪れる。
今回は『新宿パークタワー』に訪れんがため、降り立った新宿。
そして、もう一度伺いたかった、こちら。

『風雲児』
以前伺った時は、鶏スープの美味さに感嘆したが、今回は『かまたまーめん』を戴こうと思った。
・・・が、生憎売り切れ。
18時ちょうどの到着で『売切』にランプが灯っていた。
17時オープンのお店が15食限定とはいえ、早すぎやしまいか・・・。
仕方あるまい。ここは未食の『つけめん(750円)』にしよう。
前回訪れた時と変わらぬ4名のレギュラーメンバーで構成されたスタッフ。
相変わらず、上品で素晴らしい接客だ。
女性スタッフに『大盛でお願いします。』と宣告すると、全員がきちんと挨拶してくれる。
以前と同じように、厨房を眺めていたが、今回目に付いたのは、女性スタッフも大きな寸胴のスープをかき回していたことだ。
穿った目になってしまったが、ここでは彼女もラーメン作りを担う者なのだろう。
おそらく、各々の持ち場はあるものの、何を作っているのかというのを全員が把握しているのではないか。
繊細なところは店主しか知り得ないだろうが、スタッフ全員が誇りを持って仕事をしていることは窺い知ることができた。
その仕事ぶりは僕に提供されるものにまで行き届く。
麺をしめる担当の男性スタッフは、実に丁寧に水切りをしていた。
愚直なまでの丁寧さ。
愚直とは決して誉め言葉に聞こえないが、こと一杯のラーメン作りに関しては、愚直なまでの仕事というのは、褒め称える以外のなにものでもない。
店主も実にスマートにスープを仕上げる。
そうして提供された『つけめん』がこちらだ。

まずはスープの上澄みを啜ってみる。
濃縮された鶏スープの旨味。
相変わらず良い出来だ。
若干の酸味が気になるが、つけめんは酸味があるものというのは『東池袋大勝軒』から続く伝統的なもの。
多くのお店はこの酸味を踏襲するが、こちらのはややマイルドだろうか。
驚いたのはここからだ。
麺に浸して、いただいてみる。
・・・・・・なんと言葉で表せば良いか、数分思いを巡らせたが、良い言葉が浮かばない。
ただただ、美味いのだ。
これほど美味いつけめんを食べたのは、『中華蕎麦 とみ田』以来ではあるが、『とみ田』とは違うベクトルで突き抜けて美味い。
この濃厚な鶏スープに絡みまくる麺が至福の極みとしか言い様がないのだ。
『六厘舎』のように目に付く魚粉も、旨味を彩る最高のアクセントとなる。
徐々に解きほぐすもよいし、一気に混ぜてしまってもよい。
どう足掻いたとて、この一杯のスープは付け入る隙がまるでないくらい、美味いのだ。
『このつけめんなら際限なく食べていられるかもしれない・・・。』と思えたほどである。
惜しむらくは、丁寧なしめ方をしていた麺が逆に仇となった気がする。
冬場だから、ということもあるが、冷たい麺はスープの温度を急激に下げ、旨味を減退させている気がした。
『あつもり』が可能なのかは知らないが、このスープには『あつもり』が合うのではないか。
しかし、冷水でしめられた麺だからこそのコシと艶やかさがある。
つめたいからこそ美味いと思う節もある。
実に難しいところだ。
トッピングは以前の記事もあるので、特筆することはないだろう。
全てがうまくまとまった上出来なものであることは間違いない。
スープ割りは、高台にあるポットにダシが入っているのでそれをセルフで注入するのだが、出てくるのはお湯に見えて仕方がない。
大変恥ずかしいのだが、何のダシだったかまでは分からなかった。
しかし、最後の一滴まで飲み干してしまったスープは、駄舌な僕にとっても、史上稀にみる美味さだった、と筆舌したくなるものだった。
『ご馳走様でした。』と言うと、『ありがとうございました!またお願いします!』と実に清々しい言葉が返ってきた。
お店を後にして得た幸福感は確かなものがあった。
総評:★★★★
このお店が18時入店で、店内6名というのは信じられなかった。
唸るほどあるラーメン店の中でも、僕の中で総合的にトップクラスにあるお店だ。
多くの人に薦めたいし、繁盛してほしいとも思う。
しかし、混まないでほしいとも思うだけにジレンマがある。
とりあえず、このブログを見て戴いている方々には、声を大にして新宿に訪れた際にはこのお店に行け!とお薦めしたい。
きっと、損はないと思う。
今回は『新宿パークタワー』に訪れんがため、降り立った新宿。
そして、もう一度伺いたかった、こちら。

『風雲児』
以前伺った時は、鶏スープの美味さに感嘆したが、今回は『かまたまーめん』を戴こうと思った。
・・・が、生憎売り切れ。
18時ちょうどの到着で『売切』にランプが灯っていた。
17時オープンのお店が15食限定とはいえ、早すぎやしまいか・・・。
仕方あるまい。ここは未食の『つけめん(750円)』にしよう。
前回訪れた時と変わらぬ4名のレギュラーメンバーで構成されたスタッフ。
相変わらず、上品で素晴らしい接客だ。
女性スタッフに『大盛でお願いします。』と宣告すると、全員がきちんと挨拶してくれる。
以前と同じように、厨房を眺めていたが、今回目に付いたのは、女性スタッフも大きな寸胴のスープをかき回していたことだ。
穿った目になってしまったが、ここでは彼女もラーメン作りを担う者なのだろう。
おそらく、各々の持ち場はあるものの、何を作っているのかというのを全員が把握しているのではないか。
繊細なところは店主しか知り得ないだろうが、スタッフ全員が誇りを持って仕事をしていることは窺い知ることができた。
その仕事ぶりは僕に提供されるものにまで行き届く。
麺をしめる担当の男性スタッフは、実に丁寧に水切りをしていた。
愚直なまでの丁寧さ。
愚直とは決して誉め言葉に聞こえないが、こと一杯のラーメン作りに関しては、愚直なまでの仕事というのは、褒め称える以外のなにものでもない。
店主も実にスマートにスープを仕上げる。
そうして提供された『つけめん』がこちらだ。

まずはスープの上澄みを啜ってみる。
濃縮された鶏スープの旨味。
相変わらず良い出来だ。
若干の酸味が気になるが、つけめんは酸味があるものというのは『東池袋大勝軒』から続く伝統的なもの。
多くのお店はこの酸味を踏襲するが、こちらのはややマイルドだろうか。
驚いたのはここからだ。
麺に浸して、いただいてみる。
・・・・・・なんと言葉で表せば良いか、数分思いを巡らせたが、良い言葉が浮かばない。
ただただ、美味いのだ。
これほど美味いつけめんを食べたのは、『中華蕎麦 とみ田』以来ではあるが、『とみ田』とは違うベクトルで突き抜けて美味い。
この濃厚な鶏スープに絡みまくる麺が至福の極みとしか言い様がないのだ。
『六厘舎』のように目に付く魚粉も、旨味を彩る最高のアクセントとなる。
徐々に解きほぐすもよいし、一気に混ぜてしまってもよい。
どう足掻いたとて、この一杯のスープは付け入る隙がまるでないくらい、美味いのだ。
『このつけめんなら際限なく食べていられるかもしれない・・・。』と思えたほどである。
惜しむらくは、丁寧なしめ方をしていた麺が逆に仇となった気がする。
冬場だから、ということもあるが、冷たい麺はスープの温度を急激に下げ、旨味を減退させている気がした。
『あつもり』が可能なのかは知らないが、このスープには『あつもり』が合うのではないか。
しかし、冷水でしめられた麺だからこそのコシと艶やかさがある。
つめたいからこそ美味いと思う節もある。
実に難しいところだ。
トッピングは以前の記事もあるので、特筆することはないだろう。
全てがうまくまとまった上出来なものであることは間違いない。
スープ割りは、高台にあるポットにダシが入っているのでそれをセルフで注入するのだが、出てくるのはお湯に見えて仕方がない。
大変恥ずかしいのだが、何のダシだったかまでは分からなかった。
しかし、最後の一滴まで飲み干してしまったスープは、駄舌な僕にとっても、史上稀にみる美味さだった、と筆舌したくなるものだった。
『ご馳走様でした。』と言うと、『ありがとうございました!またお願いします!』と実に清々しい言葉が返ってきた。
お店を後にして得た幸福感は確かなものがあった。
総評:★★★★
このお店が18時入店で、店内6名というのは信じられなかった。
唸るほどあるラーメン店の中でも、僕の中で総合的にトップクラスにあるお店だ。
多くの人に薦めたいし、繁盛してほしいとも思う。
しかし、混まないでほしいとも思うだけにジレンマがある。
とりあえず、このブログを見て戴いている方々には、声を大にして新宿に訪れた際にはこのお店に行け!とお薦めしたい。
きっと、損はないと思う。
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